本の畑

えっちらおっちら耕す、本やら何やらの畑。情報は芋蔓のように地下でつながっている。たぶん

ボタンヅル*牡丹蔓

9月に近所の草むらで撮影し
「あとで名前を調べよう」と思ってたんですが、
そのこと自体を見事に忘れていた白い花(笑)。
さきほどフォルダの整理をしていたら出て参りましたので、
自分に呆れつつ調べてみました。

ジャスミンを4弁にして、地味な雰囲気にした感じといったらいいかな。
花が咲いていた土手の薮に入って確認したわけではありませんが、
つる性の植物のように見えました。

いつもお世話になっている<季節の花300>をざざっと見てみたものの、
それらしきものは見つからず。
仕方ないので「白 4弁 花 蔓」と打ち込んで、
地道に検索してみることに。

したらあっけなく見つかりましたよ。
キンポウゲ科センニンソウ属のボタンヅル(リンクはいつものように wiki)ですって。
園芸植物として人気のクレマチスやテッセンの仲間だそうで、落葉つる性半低木。
草のごとく見えましたが、木でしたわ。

キンポウゲ科には毒を含んでいる植物が多いけど、
ボタンヅルをはじめ、クレマチスやテッセンにも毒があるのは知らなかったなあ。
毒の種類や毒性については、
農研機構のボタンヅルの項が詳しかったので、ご興味のある方はどうぞ。

最近、草刈り業者を頼む代わりに、
食欲旺盛なヤギさんに活躍してもらう話を聞いたりしますが、
彼ら(彼女ら?)はこういう有毒植物を巧みによけるのか。
近所の薮の中にあっさり毒草があったりすると、なんかシンパイになったりして。