本の畑

えっちらおっちら耕す、本やら何やらの畑。情報は芋蔓のように地下でつながっている。たぶん

園芸種だったとは*ハナツルソウ花蔓草

植物の画像が溜まりに溜まってしまい、
整理のためにこのブログを作ったんですが、思うように更新できず。
連休中にがんばってみまする(笑)。

画像の植物は、ハナツルソウ。
線路脇のフェンスの足元にみっしり繁茂しており、
最初に見たときは何のギモンもなく
「あら、ツユクサがずいぶん元気だわね」と思いました。

で、近づいてみたら、マゼンタといってもいい濃いピンクの小さな花が咲いてる。
ツユクサの花は青だよね。
葉っぱもよく見ると多肉っぽくて、艶とボリューム感があり、
表現が適切かどうかは分かりませんが、ぷりっとしている感じ。
どう見てもツユクサじゃありませんよ。あれま。

帰宅後、本やネットで調べてみたんですが、
名前が確定するまで、ちと手間ひまがかかりました。
まず、ツユクサに似ていると思ったんで、
<ヤサシイエンゲイ>のツユクサ科を調べてみたものの、
該当する植物は見つからない。

仕方がないので花色で植物を分類している
<季節の花300>の赤の項を、夏に咲くものから順番に見てゆくことに。
したらありました。ハナツルソウですと。
南アフリカ原産で、サンローズ、ベビーサンローズ
という園芸名もあるらしい。

園芸種だったとは。線路脇で逞しく育っていたから、
つい雑草のたぐいと思ってしまったわ。