ご近所の紫陽花その7*アナベルの香り
品種改良が進むと花の香りが無くなってしまうことって、
植物の世界では良くあることなんでしょうかね。
すぐに思いつくのは薔薇(ハイブリッド系)だな。
ただし、日本原産のアジサイ(正確にはガクアジサイ)には元々匂いがないので、
品種改良の進行具合と香りの有無は関係ないかもしれない。
例外は北米原産種を改良した園芸種「アナベル」。
咲き始めは上のような薄緑色で、
その後白からベージュへと徐々に変化する(下の2点を見てね)手まり咲き。
クチナシのような強い芳香を放つわけじゃないんだけど、
顔を近づけるとほのかに甘い香りが。
庭にびっしりアナベルが植えられていたら、どんなに美しいでしょ。
クチナシとの混植でもいいな。妄想にうっとりです。おほほ。
アナベルの仲間であるカシワバアジサイ(以前書いた記事はこちら)にも香りがあるらしい。
ご近所でまだ咲いているので、ちょっとくんくんしにいってみようか。
で、アナベルを調べていて見つけたのが、
八王子の東京サマーランド内にあるアナベルの雪山。
丘の斜面にぎっしりとアナベルが植えられているため、
満開になると「雪山」のように見えることから、付いた名称のようです。
昨日(7/3)のブログで「満開になった」と告知されてましたわ。
見たいけど、運動音痴はプールに用がないのでございますよ。う〜ん(笑)。
*芋蔓本*
アジサイに関する本がいっぱい出版されてます。人気のほどが分かるですね。昔はこんなになかったと思う。花言葉の「移り気」が悪影響を与えてたのかな。花色が変化するだけで、ネガティブな花言葉がくっついてくるのを気の毒みたいに思っていたので、ほっとする也。