本の畑

えっちらおっちら耕す、本やら何やらの畑。情報は芋蔓のように地下でつながっている。たぶん

琉球朝顔


フォルダ内の画像整理続けます。
今日のは10月に撮った、リュウキュウアサガオ
とある住宅地の空き地のフェンスに絡まっているのを、
夕方、ぱちりとやったやつです、確か。
光が足りなくて暗めなのは悪しからず。
ちょっといじったんですが、暗いものは暗いなあ。



アサガオヒルガオサトイモ属で、
小学校の時、みんな育てますわよね。
懐かしくなって大人になってから
何回か種を蒔いたことがあります。
ちゃんと施肥して水やりに気をつけて、
と可愛がったんですが、
いかんせん私は幼いころより夜行性。

会社員時代なんて、遅刻常習犯ですわ。
朝はぎりぎりまで寝ていることが多く、慌てふためきながら出勤するので
花なんてゆっくり見てられません。情けないです。

夜、花殻を摘みながら、なんてこったいと思ったこと数知れず。
おまけに朝まで飲んでて、明け方に蕾がほころび始めているのを見た時なんて、
「いくらなんでも、朝帰りに朝顔かい」
と微妙な自責の念に駆られました。おほほ。


花とガーデニングに関する
連載を書いていたことがあって、
その時、知ったのが
夕方まで咲いているアサガオがあること。
「おお、これなら私でも花が見られる」
と思いましたわ。
生活時間をきちんと改めて、
早起きしようと思わないところが
不思議であります(笑)。

今は若いころほど、眠気に苛まれることはないので
普通のアサガオでも大丈夫かもしれないんですが、
やっぱり夕方まで咲いているリュウキュウアサガオの方が安全(?)だろうなあ。

リュウキュウアサガオ宿根草
一度植えると放ったらかしにできるようです。素敵。
ちなみに沖縄原産のノアサガオを改良した園芸種が、
リュウキュウアサガオってことになるらしく、
どちらもわっさわっさと葉が茂るので、緑のカーテン向き。
検索しているうちに意外なとこにたどり着きましたわ。
カーテンの作り方はこちらが詳しかったので、気になる方はどうぞ。
wikiアサガオの項はこちら


古井由吉の小説「槿(あさがお)」は、モーニンググローリーの方のアサガオをタイトルに冠したわけではなく、たしかムクゲの意だったような。ま、音が同じということでピックアップです。ハードカバーはとても美しいデザインの函に入ってました。画像だと分かりにくいけど、たぶん金の特色を使って印刷してると思う。

カレル・チャペックの名著「園芸家12カ月 」の文庫本は、いつの間にかカバーの絵が変わっているですね。新訳のハードカバーもあるようで。あんれま、知らなかったよ。「冬は園芸家にとって重要かつ煩悩が入り乱れる、プランニングの季節」って書かれていた気がするな。表現が不確かで、すみません。チャペックさんは、煩悩なんて書きません(笑)。あとで本棚、掘ってみます。