2005-02-28 宝石のような絵*光のアダム 本*novel/essay 中井英夫『光のアダム』角川書店読了。 中学生の時に読んだはずなんですが、なんだか無性に読みたくなり、 探してみたらお手ごろ価格のものが見つかりました〜。 生きた人物をそのまま色さまざまな宝石の獄(ひとや)に閉じ込めたような、全体の暗い輝きに打たれたのであった。p147 小説中では透明画法で描かれた「絵」が重要なモチーフになっていて、 若かったワタシは 「いったい全体、どういう絵を想像すればいいのかな〜」 と頭をひねった記憶が。そーいやー、当時は図書委員で美術部員だったな。 光のアダム (1978年)