本の畑

えっちらおっちら耕す、本やら何やらの畑。情報は芋蔓のように地下でつながっている。たぶん

蚊取り線香とRAMP*Come Into Knowledge


暑気払い用音楽2枚目は、70年代にリリースされたRAMPの
Come Into Knowledge (Reis) (Rstr) (Dig)
全9曲の収録曲のうち、6曲がロイ・エアーズRoy Ayers)のカバーになっとります。
上の画像、自分で撮ったのがすかってしまったので、
とりあえずアマゾンのです。差し替えたいなり(*追記:差し替えたなり)。

ロイ・エアーズといえば、「Everybody loves the sunshine」ですわね。
DJ君たちがこぞってリミックス用ネタとして取り上げたせいなのか、
どうなのかよく分からないんですが、今も好きな人が多いのでは。

現場を引退して久しいので、アシッド・ジャズのブーム等々、不案内なことばかり。
再評価の経緯が完全に「??」です。とんちんかんなこといいそうだ。いったらごめん(笑)。
下のリンクがDJ Smash氏によるacid jazz remix 。
ちっと温度高めですが、なかなかいいです。


RAMPもこの有名な「Everybody loves the sunshine」をカバーしていて、アルバムの#4。
iTunes のラジオでなんとなく選び、聴き流していたベルギーの局art next to
(リンクはポータルサイトradionomy経由になります)で偶然かかり、
「およ、かっこいいではないか」と、いつもの如くアマゾンで探した次第です。
オリジナルのロイ・エアーズより、やや重さのある甘いアレンジかもしれない。



なので音が涼しいわけではないんです。
暑い夏の夜、枝豆とビールをお伴に蚊取り線香の匂いの中で
ベランダでだらだら聴きたい感じといいますか。
服は襟のあたりが伸びて、日中は着るのがはばかれるけど、
着心地だけはやたらいいTシャツとか、ゆるいワンピースとか。
男性なら甚平かなあ。あんまりかなあ(笑)。

#4もいいですが、最も気に入ったのは #8の「Look into the sky 」。
RAMPのヴォーカルは女性ふたりなんだけど、ふたりがかりで歌詞を呪文のように繰り返す。
たぶんシャウトさせたらすごくソウルフルに歌えるタイプの歌手だと思うんですが、
声を張らずに呪文を繰り返す。だるくて素敵です。