本の畑

えっちらおっちら耕す、本やら何やらの畑。情報は芋蔓のように地下でつながっている。たぶん

胡瓜石けん


雨で写真が撮れないので、今日の画像は前に撮った近所のゆるい坂。念のため申し上げますと、内容とは一切関係ありませんよ(笑)。一昨日<泡もの一般>という記事でコーセーの「ネイチャー アンドコー」のトライアルセットに触れたんですが、3品の中で最も気に入ったのが、薄緑色の容器に入ったシャワージェル。

私は水っぽく青いキュウリの香りが好きだけど、フローラル系のいわゆる「いい匂い」ではないので、好きな人と嫌いな人に分かれちゃいそうですね。パッケージの台紙に印刷されている説明によると

  • オーガニックペパーミント抽出エキス
  • オーガニックキュウリ抽出エキス

が保湿成分として表記されてます。キュウリは香りのために配合したんじゃないようで。当たり前か(笑)。そういえば、日焼け後のパックにも使うし、アカスリエステには必ずといっていいほどキュウリが出てくるわ。


[rakuten:kimuchinoaki:10003185:image]1個約200円。高いのか安いのか

上のキュウリ石けんは、韓国で売ってるやつ。ご存知の方、多いんじゃないでしょうか。石けん好きとしては、どこかへ行くたび重いのを辛抱してえんやこら買ってきます。韓国では人参石けん、竹塩石けん、キュウリ石けんだったかな。疲労回復の助けになるわけでもなかろうに、なぜ石けんに人参を配合するのか。ロッテの人参ガムっていうのも意味不明で素敵だったな。おっと、石けんの話だったよ。

できれば使用感にストレスのないのが望ましいけど、こればっかりは使ってみないと分かりません。ま、気分で選んでます。ただ、普段はトラブルがないものの、喘息持ちのアレルギー体質なので、季節の変わり目などはちっと注意が必要です。体調に「??」という感触がある時は、せっけんを含め、新しいモノを使い始めるのは控えるとかします。

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肌が弱い人でも使えることで知られる、アレッポのオリーブ石けんをいつもは使って、時々、アクセントみたいに他のものを試す感じですかね。なので、たいていの石けんはリピートするところまでいきませぬ。そんな中で異例(?)の扱いがキュウリ石けんで、追加分をネットで検索。どこがそんなにいいのか自分でも分からないけど、匂いにほっとする、ということにしときます(笑)。「ネイチャー アンドコー」のシャワージェルとこちらのどちらかを選べといわれたら、石けんの方を選ぶと思う。おされ感はないけど、コストパフォーマンス高いし。

6個組1セット購入で1260円。送料無料にするために、他のものをたんまり買い込んでしまいそうな自分が見え見え〜。韓国食材のお店にリアルな我が足を運んだ方がいいでしょう、やはり。在庫(他の石けん)がたっぷりあるしねえ。ため息。

ところで、東京(江戸っていった方がいいか?)の古い生活文化に、「キュウリ、スイカ、瓜のたぐいは食べない」っていうのありますでしょうか。潔癖性だった森鴎外は加熱した食品のみを食べたので、森家ではキュウリの類は禁忌だったみたいな話を読んだ記憶があるんだけど、手持ちの森茉莉小堀杏奴をぱらぱらやっただけでは見つかりませんでした。生まれも育ちも東京・日本橋という江戸っ子の同年代の女子が、「キュウリもスイカも食べませんよ」っていってるのを一度だけ聞いたことがあるんだな。


*芋蔓本*
森鷗外は饅頭のお茶漬けで有名。泉鏡花は筋金入りの偏食だったらしいです。


文人悪食 (新潮文庫)

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