本の畑

えっちらおっちら耕す、本やら何やらの畑。情報は芋蔓のように地下でつながっている。たぶん

もみじとサザンカ


家(集合住宅でする)の前の小さな庭で、山茶花サザンカ)が咲いてます。
傍らで紅く染まっているのは、満天星躑躅ドウダンツツジ)。
先月末ころ、業者さんが入って思い切り剪定していったあとなので、
小枝がぷっつん、ぷっつんと切れてます。


サザンカとツバキは花が非常に似ているので、

    • 椿(ツバキ科ツバキ属 ):春に咲く。散る時は花がぼとりと落ちる
    • 山茶花(ツバキ科ツバキ属 ):晩秋から初冬に咲く。散る時は花弁が1枚ずつ散る

と覚えておりました。

いい機会なので、「違い」をちゃんと押さえておこうと思い、
さきほどググってみたところ
検索候補に「ツバキ サザンカ 違い」と出てきたわい。
みんな、疑問に思ってるんだね。

いくつか読んでみた中でおすすめが、
ヤフー知恵袋にあった「さざんかとツバキの見分け方」という記事。
ていねいに解説されているので、ひとつ読むならこれがいいかも。
植物ネタの時はしばしばお世話になっている、科学技術研究所の「花図鑑」にも、
ツバキとサザンカの比較」という一覧表があり、これも分かりやすかったです。


葉脈を陽に透かして見た時、葉脈が白いのがツバキで、
黒く見えるのがサザンカ、という見分け方は知らなかったな。
以前、ネズミモチとトウネズミモチの違いについて書いたことがありましたが、
ふと、それを思い出しました。

何事にも例外があるもので、
ツバキには冬に咲く「寒椿」や夏に花が見られる「夏椿」もあるですね。
おまけにツバキとサザンカは交配が容易らしく、
簡単には見分けられないケースも多々あるそうです。
だんだん混乱してくるので、あまり踏み込まずに、
覚えられるところまでにしておこうと、思いました(笑)。