本の畑

えっちらおっちら耕す、本やら何やらの畑。情報は芋蔓のように地下でつながっている。たぶん

リサ・ラーソンのパンダ君

夏の新潮文庫のキャンペーン「新潮文庫の100冊」に
付いてくるシール2枚を送ると、もれなくもらえる
キーホルダーの全員プレゼントが届きました。
リサ・ラーソンがデザインを手がけた、パンダ君ですよ。


くったり脱力した姿勢ですわね。
うなだれ感いっぱいのデザインといいますか(笑)。かわゆいです。
思っていたより大きく、パンダの身長は4センチくらい。
奥行きも3.3センチくらいあって、
けっこう量感(約40グラム)があります。

一番意外だったのは素材でして、
なんの根拠もないんですが、誰でももらえるものなんで
チープなプラスチック製だと思ってたの。

プラスチックでも全く問題ないです。
安っぽいものって、それなりの可愛さがあるし。
しかーし、実物は陶器みたいな感じなんだわ。


釉薬がかかったつるっとした質感ではなく、
艶のないマットな表面仕上げ。
細かいことをいうと、これは陶器と磁器の間の温度で焼成する、
碑器(せっき / ストーンウエア)ではあるまいか。

梱包はビニールの袋に
つるんと入れられた簡単な状態だったので、
焼き物だとするとかなり危ないですね。
なので、パッキングから類推すると陶器じゃないのかも。

新潮社のサイトには、素材についてなんも書かれていないので、
正確なところは分かりませぬ。
ただし「新潮文庫の100冊」の全員プレゼントは、
時折かなり素材感に凝ったものが登場するですね。

下の画像はずいぶん前にもらった
金属製のパンダのチャームがついたブックマーカー
パンダ君、小さいですが、ずっしりと重みがあります。
虫眼鏡を象ったチャームには、ガラスまではめ込まれているんだよ。
あまりの芸の細かさに、びっくりした覚えがあります。