本の畑

えっちらおっちら耕す、本やら何やらの畑。情報は芋蔓のように地下でつながっている。たぶん

ヘンな葉っぱはヌルデ*白膠木


今日のも5月末に撮った画像なり。奇数羽状複葉と呼ばれる、
小さな葉っぱが連なって手のひらより大きいサイズになってるやつです。
よーく見てくださいね、ポイントは軸の部分。
葉っぱをつないでいる軸の両側が、プチ葉っぱみたいな状態になってませんかね。
なんでしょう、これ。



花も実もなく純粋に葉っぱなので、
家に帰って「木の葉の画集
を見てみたところ、
51ページに同じつくりの葉を発見しました。
画像右がそれでして、フユザンショウだそうです。
で、プチ葉っぱのように見える謎の部分は、
「翼(よく)」というらしい。ほお。

ネットで検索したらフユザンショウの葉には光沢があって、常緑だそうです。
私が近所で見つけた植物は、質感も葉の数も違うなあ。う〜む。


気をとりなおして「植物 葉 翼」で検索し直したところ、
葉からしらべる樹木の検索と同定〜オンライン樹木検索
というサイトに「葉の用語」というページがあるではないですか。
漢字だらけの見るからにややこしい専門用語を、写真とキャプションで明快に解説してます。
素晴らしいです。すごいです。お世話になります(笑)。

で、このページの翼(よく)の解説にくっ付いている写真が、今回の探し物かも。
ウルシ科ヌルデ属のヌルデですってよ。
wiki当該ページによると、
ウルシほどではないものの、稀にかぶれる人が…とあります。触らなくて良かったかも。
ウルシ科ということは秋に紅葉するですね。
これから通りがかるたび、色をチェックしようと思います。