本の畑

えっちらおっちら耕す、本やら何やらの畑。情報は芋蔓のように地下でつながっている。たぶん

カレンジュラの園芸種まどかシリーズかな


久しぶりに植物ネタいってみます。
今日のは5月初旬に某駅前の植え込みに植えられてた黄色いお花。
見るからにキク科の雰囲気ですわね。
写真を撮りながら「黄色いマーガレットあたりかな」と思い、
特に注意を払っていませんでした。

が、それが甘かった(笑)。名前を間違えないように念のため検索をかけたら、
アフリカ原産のキバナマーガレットって、花も葉もぜんぜん違う。
あらま。困りました。

仕方がないのでいつもお世話になっている
岡山理科大学植物雑学事典に飛んで、
キク科の植物を上から順に見てみたんだけど、ピンとくるのがない。
なんと。そんなに珍しい植物なんでしょうか、これ。

めげずにいろいろ探してみたところ
特定外来生物に指定されているオオキンケイギクとか、
高山帯に生育するウサギギクとかアルニカにもぱっと見は似てる。
しかし、駅前の植え込みに、雑草化してはびこる外来種をわざわざ植えませんわよね。
高山植物も普通、植えんでしょう。よく見ると花弁の形とか葉っぱが違うし。



う〜む。なかなか難しい。今度は手を変えて「キク科 黄色」で画像検索を続けたところ、
すごく小さくて写りの悪い画像が「?」と気になったです。
クリックしたら「ホームガーデニング」なる会報誌に
「日本フラワー・オブ・ザイヤー」を受賞したお花の紹介が。
これが一番、似てると思ったんで、さらに調べたところ第一園芸のページにたどり着きました。

キンセンカ(金盞花)の新しい園芸種は、カレンジュラと呼ぶようになったのかな。
気になったお花はまどかシリーズという新顔らしく、
アーモンドミルクとかレモンマドレーヌとかチーズトルテとか、
んまそうな名前がずらり。
駅前ロータリーに植えられてたのは、これだわね。