本の畑

えっちらおっちら耕す、本やら何やらの畑。情報は芋蔓のように地下でつながっている。たぶん

躑蠋*ツツジ


今日のお花も1ヶ月ほど前に撮影したものでございます。
お馴染みのツツジ(躑蠋)。駅の周辺にたくさん植えられているので、
咲きそろうと風景に色が加わって華やかに。

最寄り駅の建物は、無味乾燥とまではいわないけれど、
ファッションビルを併設した普通のつくり。
醜くもないけど、美しくもない郊外の「駅前然」とした場所ですわ。
そこの空気感が花でちょっと変わる。



じつは、花と葉っぱの色のバランスがくどい気がして、
幼いころよりツツジってあまり好きじゃなかったんです。
咲いているのを見ても「ふ〜ん」としか思わなかった。
ところがですね、今年は妙にきれいに感じられたの。なぜだろう。
トシを食って、好みが変わったのか。
それとも地震の影響で心が弱っていたのかなあ。

ツツジサツキの違いについては、みなさんご存知でしょうかね。
興味のないことにはとんと疎いもんで、長年「??」だったんです。
wikiをさらっと読んでみた限りでは、サツキはツツジ科の植物で、
一般的なツツジより一ヶ月遅れで開花するものを指すらしい。



ということは駅前で5月(皐月)に撮影した株は、
「もろにサツキですか?」。
疑問府でいっぱいになりましたが、
旧暦の5月に開花するものを
サツキに分類するという記述もありました。
ということは、
やっぱり画像のお花はツツジでいいのか。

江戸時代からツツジの類は盛んに品種改良されてきた園芸種なので、
開花時期だけで簡単に名前が決まるものではないのかもしれませぬ。
はなはだ頼りないものいいで、すみません(笑)。

上から2番目の横並び画像は駅前のスーパーの搬入口というか、駐輪場の脇の植え込み。
こういう場所の植栽がきれいに手入れされているのは、
見ていて気持ちがいいもんですね。