本の畑

えっちらおっちら耕す、本やら何やらの畑。情報は芋蔓のように地下でつながっている。たぶん

雨のジャーマンアイリス


とある雨の午後、トートツに
ビゴのサンドイッチが食べたい」とダンナが言い出し、電車に乗って食べに行くことに。
パンとお菓子が並ぶショップの2Fにあるカフェの窓際の席に座わり、
メニューを開いたら、目当てのクラブハウスサンドがないかも。


前に行ったのはいつだったか思い出せないくらい
久しぶりだったんで、
新しいメニューに切り替わっていても
なんの不思議もありませぬ。
しかーし、ダンナは食い意地がはっているので、
狙っていたサンドイッチに対する妄想が行き場を失って
頭の中でぐるぐるしている様子が
隣で見ていてもよく分かり、ぷっ。
おかしくもあり、哀れでもあり…。
さらに、ぷぷっ。


で、メニューの中の
あるサンドイッチをお願いしたところ、
その日はたまたま具が品切れ。あんれま。
がっかりした様子を見兼ねたのか
ホールスタッフに代わって厨房のスタッフが、
キッチンの仕切りから出てきて
BLTサンドはできるので、いかがでしょう」
とていねいかつ控えめにおすすめ。
私はなんでも食べたいの。文句はないのだ(笑)。
こんないきさつで、
裏メニュー(?)を食べることと相成りました。

画像のジャーマンアイリスは、サンドイッチを食べた帰り道、
あるお宅の庭から低い柵越しに歩道に乗り出すように咲いていたのをぱちり。
雨に濡れています。
暗かったんで、花のディテールがいまいちですわねえ。