本の畑

えっちらおっちら耕す、本やら何やらの畑。情報は芋蔓のように地下でつながっている。たぶん

チャリティオークション*studio F

地震なんか怖くなかったはずなのに、
テレビから緊急地震速報が流れてくるたび「ぎくっ」としてる、へたれの私。
家族でもなんでもないし、リアルに存じ上げてるわけでもないんだけど、
バーチャルの世界のあわーいおつき合いのようなものが
意外なほど心の支えになるもんですね。
いろんな方が発信するtwitterやブログの情報から、どんなに安心を得ていることか。
これが阪神淡路の震災時と大きく違うとこかもしれない。

で、震災当日から冷静にさくさく行動されてるkaorinkaorinnさんが店長を務める、
素敵なセレクトショップstudio F」がチャリティオークションを開催中。
いつもお世話になっているカナちゃんがブログでPRに励んでいるのに倣い、
わしもリンクを貼ってみます〜。
画像でリンクを貼るタグがようやく理解できたので、
上のイメージをクリックするとオークション会場に飛ぶです。ほっほっほ。

連載ものの仕事をやめて以来、大した稼ぎがないのであります。
なので、寄付は年末にやった仕事のギャラが入ってから。
しかーし、オークションの品を見てすっかり物欲が盛り上がってたりして。
思わず「おいっ」と突っ込みたくなるほどですよ。
なんていうんですかね、甘いものは別腹みたいなモードが立ち上がっている。

あ、でもこういうの大事だと思うなあ。
あんまり真面目に支援!と頑張りすぎると、途中で折れちゃいそう。
息の長ーい支援をするという意味でも、
服やらアクセを購入するだけで寄付になるっていう今回のイベント(?)はすごい。

ただね、限りなく趣味に近いお店を一応やってるんで、なんとなく想像できるんですが、
お品を提供してくれたデザイナーさんやメーカーさんはむろん、
撮影や販売ページへのアップ、入金の確認、発送等々、
運営する側の手間って無視できない量だと思うの。
なので、お財布に余裕がある方は、ぜひ「即落」で大人買いを。

カナちゃんと見事に好みがかぶっているのには笑ったな。
取り合うべきか、譲るべきか、悩むところだわい。
と思って見に行ったら、だれかが大人買い。別のお品でいくわよ、私は。
リングでいくべきか、服でいくべきか。太った己がうらめしい(笑)。


左は素敵なコサージュというかブローチ。帽子に付けてもいいかも。右はCoci la elle(コシラエル)のデザイナー・ひがしちかさんが今回のチャリティのために製作したメッセージノート。W・ブレイクの詩やA・ヘプバーンの言葉などをコラージュ