本の畑

えっちらおっちら耕す、本やら何やらの畑。情報は芋蔓のように地下でつながっている。たぶん

重曹ドライシャンプーやってみた

16日に書いた「重曹を使ったドライシャンプーの方法」なんですが、
どうしたことか毎日ひとーつ、ふたーつと疑問が沸き上がってくるんです。
ぐるぐる思いを巡らしていても解決しないので
「えいやっ」とばかりにやってみました。

実験前(?)にナゾだったのは、以下の3点ほど。
1・使用する重曹の量
2・白髪になっちゃいました〜みたいに白くならないのか
3・頭を振るだけで、どれくらい重曹が落ちるのか(掃除機を使えない場合が多いと思われる)

一応、私の頭髪のデータも書いておきますかね。

  • 毛質 硬く、フェイスラインは癖毛(うねる)
  • 量  多い
  • 長さ 肩くらいの長さのボブ系(段が入ってます)
  • 色  白髪がたーっぷりあるので明るめの色にカラーリング(放置すると三毛猫・笑)

教えて!gooにあったドライシャンプーの方法は、下記のとおり。


1・適量の重曹を頭に振りかけ、軽くマッサージ。
2・お風呂場か洗面所でタオルをかぶって重曹を振り落とす。
  掃除機が使える場合は掃除機で吸い取る。
*エッセンシャル・オイルがあるようなら、ミントやラベンダーを1〜2滴加えると良い。

では、実験いってみます。場所は洗面台の前。肩にタオルをかけました。
重曹は、お風呂用に小分けしてあったものを使用。
香りは、以前使っていたジャスミン系の精油のアヤシイ香りが容器から移ってたので、
これでいいことに。花粉症でよくわかんないし。

いきなりたっぷり重曹を振りかけるのは危険かと思い、
小さじ1/2くらいを手に取り、地肌に擦り込む感じでマッサージ。
これを何回か繰り返しました(トータルで大さじ1程度使用)。
重曹の粉は白く見えるけど、
髪に付けると透明になって意外にも目立ちません。白髪チックにはならんです。

化学組成的にいって、重曹には油分を分解する働きがあるですね。
分解に要する時間として10分くらい放置してみました。
で、おもむろに頭を下げ、両手の指をシャンプーする時みたいに動かして
重曹を落としてみました。あれ、髪にひっかからずにけっこう落ちるよ。

洗面台の表面には重曹がびっしり。ドライシャンプーが済んだら、
水を少し付けたスポンジで洗面台をこすっておくと、お掃除になるですね。
一石二鳥だな〜。

音とか刺激を考えると、頭に掃除機をかけるのは「ひえ〜っ」という感じですが、
手動(?)で十分いけるかも。
まあ、多少残った重曹がざらっと指先に感じられますが、
地肌の脂っぽさが取り除かれることを考えると耐えられないほどではない。
ただし、油分は落ちますが、スタイリング剤は落ちない。

ゆうことを聞かない髪の毛をなだめるため、ボリュームダウン効果のある
洗い流さないタイプのトリートメントをよく使っているんですが、
これは毛流に残ってる感じ(油分以外の成分が多く含まれているのでありましょう)。
重曹ドライシャンプーは、地肌をすっきりさせるものと考えるのが順当かと。

実験前は、男性ないしは髪の短い女子向きと思ってましたが、
長めの人でも有事には有効だと思います。
髪の毛が長く、カールが強めのスタイルほど、重曹が残る可能性は高くなりますが、
気長にぱふぱふ空気を入れる感じで指を動かせばけっこう落ちます。

あと、この方法は水が嫌いなわんこのシャンプーに応用できる模様。
お風呂場でワンに重曹を振りかけ、ブラッシングすると、脂汚れと匂いがとれる。
ワンが舐めちゃうことを考えると、
エッセンシャルオイルは加えない方がいいかも、ですね。
あと、布張りのソファーのお掃除もできます。
この場合は対象がぺろぺろしたりしませんので、お好きな香りを加えてどうぞ。