本の畑

えっちらおっちら耕す、本やら何やらの畑。情報は芋蔓のように地下でつながっている。たぶん

砂地の話


秋田の実家は海まで1・5キロくらい。
潮鳴りが聞こえたり、海風を感じたりすることはないんですが、
砂地の地面を見ると「海が近いんだわね〜」と思います。
通ってた中学校はもうちょっと海寄りなので、
冬に時化ると秋田港(一応、国際貿易港)の防波堤にぶつかる波頭が
3階の教室の窓からちょろりちょろりと見えたような記憶があります。

で、その中学校なんですが、大昔は東北一のマンモス校と呼ばれ、
1クラスの人数は50人近かったような。全校生徒は1500人を超えてたはずです。
先だって帰った時に姪っ子から「今は一クラス30人台だよ〜」と聞いて、
あまりの違いに唖然としましたわ。はあ〜、少子化だ。
って私自体、子どもを産んでないので、少子化に一役買ってるかも(笑)。

人付き合いがあまり好きな方じゃないので、
親しい友人ともごく淡白な付き合いですが、
たまーに集まって暴飲暴食の夕べを過ごしたりします。
先だって耳にした悪友の名言は
「子どもは産まなかったけど、税金いっぱい払ってるから社会よ許してたもれ」。

根がおっさんのおばさん連(厳密にいえば女子度の高いメンバーも混じってます)と、
手弱女といっては大げさだけど、
物腰の柔らかさではおそらく女性陣より優位に立つおっさん数名。
明らかに浮いている人種だから、こんなたわいないことを言い合ってはげらげら笑い、
鯨飲の夜は更けてゆくんですわね。おほほ。


*芋蔓SITE*
砂地で思い出したのが、灌水不要の庭(グラブルガーデン)づくりなどで知られるカリスマ・ガーデナー、ベス・チャトーさん。NHKの番組をご覧になった方も多いのでは。