本の畑

えっちらおっちら耕す、本やら何やらの畑。情報は芋蔓のように地下でつながっている。たぶん

ゴミになったCDケース




CDケースの交換は着々と進行中。これに伴って空容器(デフォルトのプラケース)が、たんまりたまってきました。意外に重量があるので小分けして、プラゴミの日(リサイクルされるゴミ)に出したのですが、が〜〜ん。私、間違っていたみたい。

夕飯の材料をスーパーで買おうと思って外に出たところ、ゴミ収集場所にうちのゴミだけが残ってるんです。袋にはシールが。<分別されていません>だって。あわてて持ち帰り、ネットで検索。ごみと資源物の出し方一覧表にたどり着きました。

プラスチック製の容器だから、プラゴミと単純に思ってましたが、横浜市の場合、CD本体とケースは「燃やすごみ」。ゴミ収集の方には計らずも余計な手間をおかけしてしまったわい。

ちなみにシャンプーや洗剤の空になった容器は、プラマークが付いていれば「プラスチック製容器包装」。プチプチと呼ばれるエアパッキンは<ガラス製品等を包む通称プチプチ>と書かれてまして(笑)、これも「プラスチック製容器包装」でプラゴミ。

「プラスチック製容器包装」のカテゴリーのゴミは、リサイクル業者の元でガス化されたり、プラスチック原料になったりして再利用されるようです。参考までに横浜市の資源物のリサイクルは、ここをどうぞ。CDのケースだけ、なんだか例外的な感じだ〜。

ゴミの分別に関するルールは自治体によってけっこう異なっており、うろ覚えの情報で恐縮ですが、焼却炉の性能に左右されるんだったような。高温で焼く炉があれば、いろんなものが「燃やすごみ」になるんです、確か。

*芋蔓本*

CDのケースに関する記述がありました。

    • ーーCDのケースは容器ではなく(中略)、CDは買った後むき出しのままでなく、ケースに入った状態で家にあるものだから、ケースも本体の一部である、という見解なんだそうです。「エコロなココロ」p76

ゴミ処理のコストを自治体が負担するのか、企業が負担するのか、というせめぎ合い(?)の間に、CDのケースは鎮座していそうだなあ。う〜ん。


    • ものを減らすというのは、発明でもある。/「あって当然」のものでも、アイデアがひらめけば「なし」にできる。これは自分にちょうどよい暮らしを見つけるための、工夫そのもの。「あたらしいあたりまえ。」p88

こう考えれば、モノの減量は創造的かな。あんまりストイックになると、おかしなことになるしね。