本の畑

えっちらおっちら耕す、本やら何やらの畑。情報は芋蔓のように地下でつながっている。たぶん

謎の夏草


ひゅるひゅると空に向かって、一気に伸びつつある夏草。
この種類だけ、草むらの中でつんつん目立ってます。
図鑑のような手持ちの雑草あんちょこ本で調べてみたんですが、名前は分からず。
アレチノギクに似てる気がするんだけど、葉っぱが違う気がするんだな〜。
花が咲いたら、種類が分かるかもしれませぬ。


以前、街中のフィールドワークをテーマにした取材で
専門家の方に同行して
東京都内の公園や河原、土手などに生える草などを観察しながら
ぶらぶらする機会があったんですが、
植物の名前を知らないのは予想どおりとはいえ
それ以上に、ある一時期の植物しか目に入っていない
ということにはっとさせられましたわ。

花が咲いてたり、実がついてたりすると
「あ、スイカズラが咲いてる」とか
アケビの小さい実ですね〜」とか分かるんだけど、
花や実の目印がなかったら、ただの蔓性植物。
普段、いかに植物を見ていないか、ですわ(;^_^A



美しい花をつける珍しい野草のたぐいは
つぼみがほころんだとたんに
根こそぎ持って行かれることも多々あるそうです。
それが度重なって、
ある公園内のエビネはほとんど見られなくなったと聞きました。
ヒトって勝手だわね。

*芋蔓BGM*


夏になるとなぜか聴きたくなる、『 THE HISSING OF SUMMER LAWNS/ JONI MITCHELL 』。邦題は「夏草の誘い」。アルバムタイトルナンバーは、ものうげな名曲だと思うんだ。で、この曲でギターを弾いているジェームス・テイラーって、あのジェームス・テイラーさんでしょうか。ライナーを読んだら、元カレという説明が。んん?