本の畑

えっちらおっちら耕す、本やら何やらの畑。情報は芋蔓のように地下でつながっている。たぶん

イワシの深み*イワシ予報官の海辺の食卓

平本紀久雄『イワシ予報官の海辺の食卓』崙書房、読了。
仕事に必要かな〜と思って手に入れたんですが、 必要なくなりました(笑)。
著者は長年、千葉県水産試験場で、
イワシの漁獲高予想をはじめとする沿岸資源調査に従事された方。
平たくいうとイワシ予報官、ということです。
世の中にはおもしろいオシゴトがあるもんだ。

びっくりしたのは、
千葉の九十九里浜ではイワシが銘柄ごとに細かく分類されているらしいこと。
カタクチイワシの場合、
ジャミセグロ→中セグロ→中ゴボウセグロ→ゴボウセグロ
の順に大きくなるんだって。
イワシも同様に名前が細かく分かれているそうですわ。
産地ならではの深さですね〜。